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肩こりはどうしてなるの?

肩こりについて

肩こりのメカニズム

 

最近、仕事でずっとパソコンの前に座っている。またデスクワークなんですという方がとても多くほとんどの方が肩や首の辛いと言われています。

 

大阪市在住  y様  32歳   女性

 

デスクワークのお仕事でパソコンをずっと見ていて、自宅に帰ってもスマホを見ているのです。

初めの症状は肩が凝る、首が少し痛いぐらいの状態、近くのマッサージや接骨院にいき施術をしてもらうが週に3回来てくださいと言われ頑張って通院するがその時は少し改善するがすぐに元の状態に戻ってしまい、もういいと放置してしまい腕に痺れが来るようになり当院に来院されました。当院に来られ、きちんと今どこの筋肉が悪いかを評価し施術すると次の日から腕の痺れはなくなり2回目は肩こりがまだ残っている。2回施術後に自宅でのセルフケアのアドバイスをして頑張ってされていますが、3回以降は痛みがなくストレッチを忘れてしまうほどの改善がありました。まだ、3回目ですが、3週間ほど痛みはほとんどなくなっています。

 

当院では患者さまの状態に合わせてどこの筋肉が硬くなり今の痛みが出ているのかをきちんと評価して施術をしています。

 

しかし、肩こりはなぜなるの?やっぱりこのまま肩こりと付き合うのという疑問が残りますよね。

しかし肩こりのメカニズムをきちんと知ることで自分で肩こりを改善できるのですよ。

まず、肩こりのメカニズムをお伝えしますね。

肩こりの原因として肩甲骨の位置が悪くなり肩甲骨の位置の異常が挙げられます。ほとんどの方が肩甲骨が外側の位置になっています。

肩甲骨の位置異常とは?肩甲骨は浮島のようなもので腕などを動かした時にあらゆる方向に動いています。

 

この肩甲骨の位置が悪くなり背骨から肩甲骨にかけての筋肉を外側に引っ張って肩こりや首こり、五十肩などを引き起こしているのです。

この位置が悪くなる原因として、皆様の日常の生活動作か関係しています。みなさんこれからの動作を想像してみてください。

手・腕を出してください。いつも手を使っている状態を考えてみてください。

パソコンを打ったり食事をしたり書き物をしたりコップを持ったりした時に手のひらはどこを向いていますか?

そうです。手のひらは下を向いていると思います。手のひらが下を向く状態は肩が内側、肩が内旋した状態なんです。

その腕の状態を腕が内旋、回内位と言いますが、この状態は肩が内側に、肩が内旋している状態なのです。

日常生活で腕を使う時には腕を内旋、回内位で生活しています。この状態が続くと肩の関節は内側になり、猫背の状態になります。

猫背の状態が続くと肩甲骨が外側に位置して肩甲骨の位置の異常になります。肩甲骨が外側の状態が続くと背骨から肩甲骨にかけて走っている筋肉はいつも外側に引っ張られている状態になります。

この状態が続く背骨から肩甲骨の筋肉はいつも緊張状態が続きつねに引っ張られた状態になり痛みが出現するのです。

筋肉が引っ張られることによって筋肉が硬くなり、痛みや痺れまたは血流不全が起きるのです。

ここでほとんどの方がされるのが痛いところのマッサージですよね。

しかし肩こりで痛いのは背骨の周りや首が痛いのでマッサージをするのは当然ですよね。この背骨の周りの筋肉をマッサージするとどうなると思いますか?

ピンと張った紐をマッサージしているのと同じなのです。このピンと張った状態で無理にマッサージをすることでどうなるか想像できますよね。

揉み返しや反対に炎症がきつくなることがあります。

それだったらいつもの生活がその姿勢なら肩こりが改善しないの?と思われますがそうではないのです。

少しのストレッチやどこの筋肉を緩めると改善するかを知ることで改善することができるのです。

 

筋肉は一つの部分だけでなく全体に全身タイツのようになっています。しかし全身タイツのどこかが引っかかったりつままれたりすると違和感があり気持ち悪いですよね。

この全身タイツはつままれたところに違和感があることはなく、引っ張られたところに違和感が出てきます。

このことから実際に痛みが出ている部分に原因があるのではなく他のところに原因があるのです。

 

y様も肩や首の痛みや手の痺れがありましたが体の状態を確認して肩甲骨が外側に位置しそれを引っ張っている広背筋や前鋸筋を緩めることで改善しています。

広背筋や前鋸筋の位置で体の側面をストレッチをして肩甲骨の動きを柔軟にしていくことをアドバイスしました。

 

この外側のストレッチをご紹介しますね。

 

顔はしっかりと前を向き頭の後ろに腕を曲げて反対の手で肘から横に倒して下さい。

このとき顔が下を向かないようにしてください。

横に倒す時間は5秒程度戻すときも5秒程度で行ってください。

呼吸は止めないようにしてください。

反対も同じようにしてみてください。

少し肩がすっきりすると思います。

 

一度試してみてくだい。しかしこの方法が皆様に合うとはわからないのでしっかりご自分の体の状態を確認してもらつてから行っていただく方がより効果があると思います。

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