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姿勢が悪いとなぜ太るのか?

姿勢が悪いとなぜ太るのか?

「姿勢が悪いと太る」と聞いたことがある人は多いと思います。

猫背や反り腰などの悪い姿勢は、見た目だけでなく代謝の低下や脂肪のつき方にも大きく影響します。


1. 姿勢が悪いと筋肉バランスが崩れる

人の体は、骨格を筋肉が支えることでまっすぐな姿勢を保っています。

しかし、猫背・巻き肩・骨盤の歪みなどがあると、決まったの筋肉ばかりが使われ、他の筋肉が使われにくくなります。

使われにくくなる主な筋肉

  • 腹直筋・腹横筋(お腹)

  • 大臀筋(お尻の筋肉)

  • 広背筋・脊柱起立筋(背中を支える筋肉)

この筋肉は本来「基礎代謝」を高める重要な部分です。

使われないと筋肉量が減り、結果的に基礎代謝の低下=太りやすい体質になります。


2. 呼吸が浅くなり、酸素消費量が減る

猫背などで胸郭(肋骨まわり)が圧迫されると、呼吸が浅くなります。酸素を十分に取り込めないと、エネルギー代謝が低下し、体内の脂肪燃焼効率が悪くなります。

特に、『腹式呼吸(深い呼吸)横隔膜呼吸』ができないと、自律神経の働きも乱れ、ストレスホルモン(コルチゾール)が増加。コルチゾールの分泌が続くと、脂肪の蓄積を促すことが知られています。
☝️姿勢の悪化は「呼吸の浅さ → 代謝の低下 → 脂肪蓄積」という連鎖を生むのです。


3. 血行・リンパの流れが悪くなる

背骨や骨盤の歪みは、体液循環にも影響します。筋肉が硬くなると血流やリンパの流れが滞り、老廃物がたまりやすくなります。

その結果・・・

  • むくみ

  • 冷え性

  • セルライトの増加

症状が現れます。特に下半身太りは、骨盤の歪みや姿勢の悪さによって起こることが多いです。


4. 姿勢が悪いと内臓の位置もずれる

姿勢の悪化は、体の外側だけでなく内臓の位置にも影響を与えます。猫背で腹部が圧迫されると、胃や腸などの内臓が下がり、消化吸収の働きが鈍くなります。

これが原因で・・・・

  • 便秘

  • ガスのたまり

  • お腹の張り

の症状が起こりやすくなります。

また、腸の動きが鈍ると腸内環境が悪化し、脂肪の代謝を助ける「短鎖脂肪酸」の生成も減少。

結果的に太りやすくなるという悪循環が生まれます。


5. 自律神経の乱れによる代謝低下

悪い姿勢は「交感神経(活動)」と「副交感神経(休息)」のバランスを崩します。例えば、長時間のデスクワークで猫背のままでいると、常に交感神経が優位になり、体が緊張状態に。

その結果、

  • 睡眠の質が低下

  • 食欲ホルモン(グレリン)の増加

  • 満腹ホルモン(レプチン)の減少

といった現象が起こり、過食や脂肪蓄積につながるのです。


6. 姿勢改善で得られる「やせ体質」効果

逆に、姿勢を正すことで以下のようなメリットが期待できます。

効果 内容
基礎代謝アップ インナーマッスルが使われ、エネルギー消費が増加
血行改善 冷えやむくみが減少し、脂肪燃焼が促進
呼吸が深くなる 酸素供給が増え、代謝効率アップ
内臓機能が向上 消化吸収がスムーズになり、便秘解消
自律神経の安定 睡眠の質が上がり、食欲が正常化

姿勢を整えるだけで、体の内部から“やせるスイッチ”が入る