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肩こりを自分で・・

肩こりについて

肩こりのことを知ることで自分で改善することができます。

まず、肩こりの事を少し伝えますね。

最近の患者さまで肩や首のずじが張って痛くて辛いという方がたくさん来られます。最近はパソコンやデスクワークの仕事が多くなりかなりの方が猫背や姿勢の悪さを感じておられます。その姿勢で生活を続けると肩かこって首や背中の痛みなどの感じてくるようにないます。また、姿勢が悪くなると内臓の動きも悪くなり、それに伴って色々な状態を併発してくるようになります。

しかし、この姿勢の悪さもどこの筋肉が悪くてどうなっているのかを知ることで自分で改善することができます。ほとんどの方が肩甲骨の外側の筋肉が張っていて肩甲骨が外側に位置異常を起こし肩の筋肉を外側に引っ張ってしまい肩から首の筋肉が異常に引っ張って、肩や首の痛みまたは頭痛のなどいう症状になつてしまします。

まず、脇腹のストレッチをしていただいて、肩甲骨の周囲を動かしてあげてみてください。

①右の手首を左の手で掴み左側に引っ張って右の脇腹を伸ばしてみてください。この時顔は前を向くようにしてみてください。

②反対の手も同じように頑張ってみてください。

でも、なぜこのような状態になるのかをお話したいと思います。

ところで肩こりや首こりや頭痛はなぜ起きるのでしょう。

筋膜の引っ張りによって、体の筋膜の歪みが起きて、体の外側に力がかかり、肩甲骨が外側に引っ張られて「肩甲骨の位置の異常」肩甲骨の位置の異常?とは。本来肩甲骨の位置に肩甲骨がないのです。それで肩こりが起きるのです。なぜ肩甲骨の位置異常が起きるのでしょうか?それは日頃の姿勢や筋肉の使い方に原因があります。実はいつのも腕の使い方は肩が内側に入り、腕が下を向く(内旋)の状態で生活しているのです。その状態が長く続くと身体の外側に肩甲骨の位置が外側に流れてしまうのです。

でもなぜ肩甲骨が外に引っ張らていると肩こりが起こるの?

首から肩甲骨にかけて筋肉が走行していますが、その筋肉が肩甲骨がきちんとした位置にあると筋肉は負担なく活動できるのですが、肩甲骨の位置がずれると筋肉が外に引っ張られて、動かしていない時も筋肉がいつも緊張して状態になります。首から肩甲骨の筋肉が引っ張られた筋肉が硬くなり痛みとして肩こりや首こりになってしまいます。

でもなんでそうなるのでしょうか?

筋肉というのは全身筋膜に包まれており筋膜のどこかに歪みがくると別の場所で痛みが出てしまいます。

筋膜とは

ロルフィングがマッサージなどの他の施術と違う大きな特徴の一つが、筋膜のつながりをみて、全身のバランスを整えていくことです。

 

全身を包む筋膜スーツ

簡単に言うと筋膜は、全身を包むウェットスーツとか全身タイツのようなもの。皮膚の下に、ぴったりとしたボディースーツを着ているのを想像してみてください。自由に伸び縮みして、どこも引っかからないで動けるウェットスーツなら、着ていて気持ちがいいはず。だけどギュっと固く縮んいたり、どこかがよれてシワになっていたり、安全ピンで動かないように固定されてしまっていたりしたら、着心地はちっともよくないし、動くのだって一苦労、ですよね。

でも実際、こんなことがからだの中で起こっています。長年の使い方の癖や、ケガや病気など、原因には様々なものがありますが、本来みずみずしく良く伸びて体にフィットしていた筋膜スーツが、水分が失われて癒着が起こり、フィットしなくなっていることは少なくありません。フィットしないだけでなく、ある場所のもつれや癒着からくる「引っ張り」が、遠く離れた場所でコリや痛みなどの不快な症状を引き起こしていることだって、あるのです。

ロルフィングでは、癒着などに働きかけて、筋膜に再びみずみずしい状態を取り戻すことで、全身に張りめぐらされた筋膜のバランス=「筋膜スーツの着心地」を整えていきます。いままできついスーツが当たり前だった人は、「こんな感覚ははじめて」と、からだにフィットしたスーツの着心地の良さに驚かれるかもしれません。

筋膜のネットワーク

筋膜が包んでいるのは、筋肉だけではありません。骨や内臓、血管、神経など、体の中のすべてのパーツを包み、支え、1つにまとめて、からだを形作っているのが筋膜組織です。本当にあらゆるものが筋膜に包まれているので、からだのかたちをした筋膜があって、その中のたくさんのポケットにすべての組織がおさめられている、と言

こともあります。つまり、筋膜は体の表面を覆うだけでなく、体の浅いところから深いところまで、まるで蜘蛛の巣のように三次元に体の中で入り組んでいます

 

また筋肉は骨と骨を繋いでいる為、筋肉のどこかで筋肉が硬くなるとつながりのある筋肉の別の場所で痛みや歪みが起きてきます。また、全体の体の使い方や関節の使い方によってつながりのある骨や筋肉に痛みや歪みが起き別の場所で筋肉の硬さができ痛みが出てきます。

これでもし痛みが出ている場所をマッサージするとどうなるでしょうか?考えてみてくださいね。別の硬くなっている筋肉をマッサージすることはピンと張っている筋肉とほぐしている、張っている筋肉をほぐしても揉み返しや無理にほぐすと痛みなども起きてしまいますよね。なので、痛みがあるところの筋肉をほぐすのではなくどこに筋肉が引っ張って肩甲骨を外側に位置異常を起こしているのかを評価しないといけないですよ。

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